女優の緑川静香(35)が28日、自身のインスタグラムを更新。前日に放送を終了した日本テレビ系「それって!?実際どうなの課」(水曜後11・59)へのあふれんばかりの思いを長文連投で表現した。

 同番組でフリマアプリ、オークションなどを駆使し「スマホで家の不用品を売る」コーナーを担当していた緑川。番組の最終回を受け、企画の成り立ちや、番組への愛、企画を育てていくうえでの思いを丁寧に表現した。

 番組では5年間で計45軒を訪問し、独自のセンスと感覚で不用品を次々と売却。金額は「担当ディレクターさんに聞いた所、合計売上金額はなんと1500万円超え!総出品数は9000品を超えておりました」と4桁の大台をはるかに超えていた。

 ひそかな悩みもあった。「どうせスタッフがやってるんでしょ?とまぁ何度も言われました。笑」。しかし、プライドを持って企画に挑んでいたからこそ「本当にガチで、出品作業は全て私がやっております」と断言。「ロケが終わって家(地方はホテル)に帰ってから、カメラが回っていない所でひたすら一人で出品しております。これは孤独の戦いです。笑」と記した。

 不用品を高値で売却するためのコツも披露した。「まずはオークションとフリマアプリでの両方の相場を見てどちらの方が高く売れるかを見極めて、どちらに出品するのかを決めます。意外とフリマアプリで高く出品した方がオークションより高くなる事があるからです」。

 さらに「画像を編集(大きさや明るさ、たまに文字入れ)してタイトルを決め、検索にひっかかりやすいワードを入れ込む、同じ商品の売れてるものと売れてないものを見比べてワードを変えたり、全体の相場を見て値段を付ける。(フリマアプリはまずは出てる中で一番高くつけてます。)」と“熟練者”ならではの見解も付け加えた。

 「私の小指はいつの日からかスマホの形に骨が変形し、しっかりしたタコもできております。勲章だと思っております。笑」。工夫と努力で築き上げた職人技。「毎回、結果発表のギリギリまで売るので最終日はスマホにかぶりつきで過ごしています。このギリギリが一番売れたりするので、見過ごせません。この裏技はいつかどこかで公開できたらと思います」とまだまだ隠されたコツも存在しそうだ。

 「頑張れるのは、依頼主さんの喜ぶお顔が見たいから!!!!まずはこれに限ります」としたうえで「さらに、観てくださる方にいい情報を届けたい、楽しんでもらいたい、その想いです。不思議なパワーがでるんですよね」と感謝は止まらない。インスタグラムの文字制限2200文字が迫り「文字数制限があるので次の投稿に続きます!」と最初の投稿を終えた。

 次の投稿では依頼主、視聴者に続き、出演者や番組スタッフへの尽きない感謝とともに「番組への愛はハンパないと思います」と記した。「またこのつなぎが着られたらいいなぁ!次はもっとシワのない白布と小振りの調整できるライトもグッズで欲しいあぁ。笑」とユーモアたっぷりに締めくくり、緑川がトレードマークとなっていた「つなぎ」をたたんだ。