タレントのリリー・フランキー(60)が17日深夜放送のTOKYO FM「TOKYO SPEAKEASY」(月〜木曜深夜1・00)に出演。映画化までされた人気ドラマシリーズの展開にクレームを入れる場面があった。

 この日はプライベートでも親交がある歌手で俳優の山下智久と出演。出会いは山下の代表作でもある2008年にスタートしたフジテレビのドラマ「コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-」シリーズで、2010年放送のシーズン2でリリーは山下演じる主人公・藍沢耕作の父を演じた。

 24日スタートのフジテレビ「ブルーモーメント」で久々の民放での主演を果たす山下。同作のタイトルからリリーは「ブルーシリーズ」とやんわり指摘。山下は「たまたまなんですけど、ブルーが続いて」と応じると、リリーは「これはまだお声かけいただいてないんですけど、ブルーシリーズとなると、シーズン2で俺は父親役として」と作品への出演を懇願。山下も「いや、そんな、ありがたいです」と感謝しきりだった。

 そんな中、リリーは「前から智久には言ってるけど、なかなか伝えてくれてないみたいだけど、僕はほら、コードブルーで藍沢の父親役として出させてもらっている。シーズン3は始まった。父親はいなかったように物語が進んでいるんですよ」と自身の役の存在が続編で消えていたと嘆き。同作は2018年に映画化もされているが、「THE MOVIEでも、さも父親は存在しなかったように」と不満をもらした。

 これには山下も「何でなのか僕にはちょっと」と困惑。「物語が進んで」と返すのが精いっぱいだった。