声優の渡辺菜生子(64)が21日、自身のX(旧ツイッター)を更新。主人公の親友・たまちゃんの声を務めるフジテレビの人気アニメ「ちびまる子ちゃん」(日曜後6・00)で、主人公・まる子の声優交代についてつづった。

 今年3月に、初代まる子の声優を務めたTARAKOさん(享年63)が死去。複数回のオーディションを経て、2代目まる子声優は菊池こころ(41)に決まった。21日放送が初出演となった菊池の第一声は、オープニングテーマ曲「おどるポンポコリン」のイントロだった。まる子ら登場人物がジェットコースターに乗る新映像に合わせた、「みんな〜、行っくよ〜!」という呼びかけだった。その後、提供読みやエピソードタイトル紹介、さらに次回予告も菊池の声になり、リニューアル。声質こそTARAKOさんよりおとなしめだったものの、舌っ足らずでトロンとしたしゃべり口を見事に再現した。

 放送前に投稿した渡辺は「まる子を応援してくださる皆様の温かいコメント、本当にありがとうございます。TARAの四十九日の今日、こころちゃんの新しいまる子に引き継がれるのも、何か不思議な感じがします。私も、オンエアーで初めて、見るので、皆様と同じ思いです」と心境をつづった。

 フォロワーからは「違和感ないことにビックリしました!プロの声優さんのすごさを感じました!」「もう四十九日も経つんですね。こころさんの声も違和感なく観れたので、TARAKOさんも天国で安心してますね」「全く違和感ない ちびまる子ちゃんそのものです」などとコメントが寄せられた。