フジテレビの港浩一社長(71)の定例会見が26日、東京・台場の同局で行われた。

 同局の国民的人気アニメ「ちびまる子ちゃん」は、主人公・まる子こと、さくらももこの声優を務めていたTARAKOさんが3月に63歳で急死。今月21日の放送から、オーディションを経てTARAKOさんの後任に決まった菊池こころ(41)が声優を務めている。

 港社長は、「注目していましたが、あまり違和感が感じられなかった。菊池さんは経験豊富な方。どうか温かい目で応援していただければと思います」と菊池にエールを送った。

 また、同局の人気シリーズ「踊る大捜査線」の12年ぶりの新作映画を今秋に公開することが発表されていたが、その続報が発表された。

 主人公は俳優の柳葉敏郎(63)が演じる、シリーズのファンにはおなじみの本庁キャリア組の室井慎次。いずれも本広克行監督がメガホンを取り、「室井慎次 敗れざる者」が10月11日、「室井慎次 生き続ける者」が11月15日に連作として公開される。

 大多亮専務取締役は、「当然、2作は大ヒットさせたいと思っている。これから(宣伝に)エンジンをかけていこうかと思っています」と多大なる期待を寄せた。