漫談家の綾小路きみまろ(73)が6日放送のテレビ朝日「徹子の部屋」(月〜金曜後1・00)にゲスト出演。お笑いタレントのビートたけし(76)とお互いに売れていなかった時代に交わした会話を明かした。

 綾小路は、18歳で鹿児島から上京。新聞販売店に住み込み、奨学金をもらいながら大学生活を送り、大学卒業後は、新小岩「ニューエンパイア」など各地のキャバレーを転々としながら司会者として漫談などをして生計を立てていたという。

 20代の頃について「(ビート)たけしさんとは、お互いにブレークしていない頃、歌舞伎町のある居酒屋みたいな所で一緒に芸談議をした」と回顧。「真っすぐな方で“売れなくちゃだめなんだ”“一緒に頑張ろう”って言ってくれて、それから漫才ブームでツービートは大スターになっていった。私はピン芸だったので取り残されて、20年くらい低迷していました」と話した。

 綾小路は、52歳で人気に火が付き、「ブレークしてから、番組に呼んでくださって、そこで、たけしさんが“頑張ってきたんだねえ。売れると思ってたよ”って話をしてくれてうれしかったですねえ。戦友と出会ったとようでした」と振り返っていた。