ロックバンド「Hi-STANDARD」の難波章浩(53)が15日に自身のX(旧ツイッター)を更新。SNS上で過熱する、ライブハウスやコンサート会場での「モッシュ&ダイブ」論争について心境を吐露した。

 難波は「少し長文になります」との書き出しで、昨今の「モッシュ&ダイブ」の是非を問う論争について、心境をつづった。

 議論の発端はロックバンド「MY FIRST STORY」のボーカル・Hiroが4月にZeppHanedaで開催したライブ。ライブハウスの禁止事項であるモッシュ・ダイブなどの行為により、多くの観客が退場する事態になった。これを受けてモッシュやダイブの是非についてSNS上で議論が白熱。また、ロックバンド「SUPER BEAVER」のボーカル渋谷龍太も私見をXでつづるなど反応していた。

 以下は難波のXでの投稿全文。

 少し長文になります。

 モッシュダイブ禁止の話しです。こんな議論いらねー、お前が言うな!って思ってる方沢山いると思いますが。結構バンドマン悩んでると思う。ネットニュースにオレのツイートが全文載せられないで、マイファスのHIROくんの事例と絡めてHIROくんにも影響が及ぶ様な書き方により

 スーパービーバーのブーヤンも書かれてて。そんなのバンドのムードやイベントで違うに決まってる。彼の言葉の意味は凄い分かる。記事のライターがさその3者を使いモッシュダイブ禁止問題を定義したいのか何なんだろ?アンタに結論なんて出せる訳ないけど、考えるきっかけにはなったから感謝します

 そりゃオレだって今はライブ中々出来ないですが、そこそこやっては来たつもりでない訳ではないですが、まずオレがまず一番言いたい事はオレはPUNKの重鎮なんかじゃありません。先輩方、先駆者達に失礼極まりないので訂正して欲しいくらいです。僕はPUNKやROCKの重鎮ではありません。

 とにかく、バンドマン達は皆〜んな悩んだよ。昔は禁止じゃなかっんだから。禁止のとこに出なきゃいいじゃんってなるよね。そりゃそうなのよ。イベンターと会場とセキュリティチームと皆んなでめちゃ考え悩んで詰み上げて来たモノ。カルチャーとまでは言わないけど先輩達から授かったエネルギーが

 オレ達にとってのダンスがパスって禁止ってなってきてさ。でも実際お怪我された方々が沢山いて本当に悲しい思いをされた方々がいるわけで。オレ自身ラフィンの日比谷は号泣したしショックすぎて塞ぎ込んだ。夢が終わったかと思った。本当に辛かったけどその後のラフィンとファンの歩みに学んだ

 それからのハイスタのLIVEも、憧れだったニューキーパイクスやビヨンズらにも負けないくらい盛り上がってくれる様になってきて、オレ達は多少の怪我は自己責任としても絶対に命の危険にまでなる様な場所を作ってはいけないと誓いやってきて。ハイスタのLIVEの前方は本当に体力が無ければ持ちません

 ただし、それが今禁止となっている会場やイベントにハイスタが出演したら、モッシャーやダイバーは退場になって当然です。違反したんだから。HIROくんをフォローすると「お前らこいよー!もっと暴れろよ!」と煽るのは気持ちは来いよー!気持ちは暴れてくれ!って意味なんじゃないかと推測します

 禁止のイベントや会場ではアーティストにはMCで何を言われようが煽られようが違反行為はその人の責任だと思う。痴漢を本気で無くすの真剣にやらないと!なぜ同じお金を払って前方で見れないの?って意見も本当そうで。でもだから最近は暴れない人もいい感じに見れるスペースを確保し努力してますね

 誰がPUNXでどのバンドがPUNKじゃねーとか実際どーでも良くてオレが言ったそれを否定するヤツはPUNXじゃねーって意味は大体そんなニュアンスです。色々受け継がれてんのが音楽なんだよってオレ達のダンスは悪じゃないぜって思いたかったので

 以上乱文でした