お笑いタレントの東野幸治(56)が30日、MCを務めるフジテレビ「ワイドナショー」(日曜前10・00)に出演。都知事選の政見放送への思わぬ意見に反論する場面があった。

 任期満了に伴う都知事選には、前回20年の22人を大幅に上回る過去最多の56人が立候補を届け出た。事前に用意した選挙ポスター掲示板は1カ所につき48人の枠しかないため、都選挙管理委員会は49番目以降に届け出た候補者にはアクリル板を支給し、個別に設置してもらうよう要請するなど“異例”の事態となった。

 また、ポスター掲示板に、諸派新人の候補者の男性が、局部を隠した女性のヌードポスターを掲示。警視庁は都の迷惑防止条例違反の疑いで警告し、陣営はその後、ポスターの撤去を開始した。このほか、候補者ではない女性キックボクサーが“ポスター掲示板ジャック”したり、動物のポスターが掲示されるなどしている。

 都知事選の話題の中で、田村淳は「政見放送…見ましたけど、凄い。政策とか言ってない人も出てくる」と候補者の政見放送について言及。坂上忍も同調し「ほんとカオスだよね」と苦笑いを浮かべた。

 そんな中、東野は「俺、勉強不足で見てないんですけど」と前置きしたうえで「あれをネットとかXで“あらびき団じゃないんだから”っていう書き込みがあるんですよ。あらびき団を何や思ってんねん!」と自身がMCを務める人気番組を名前を出されたことに怒り心頭。「一生懸命、お笑いのスターにために頑張ってるのに。あれと一緒にするなよ!っていう気持ちはある」と主張した

 「ちゃんとウケるために頑張っているけど、なかなか世の中を合わない人と、目的が違うじゃないですか!」と不満をぶつけた。