◇NBA レイカーズーグリズリーズ(2024年4月12日 フェデックス・フォーラム )

 NBAレイカーズの八村塁(26)が現地時間12日(日本時間13日)の敵地グリズリーズ戦で31戦連続先発出場。2本の3ポイント(P)シュートを含む14得点と3戦連続の2桁得点をマーク。チームも123ー120と接戦を制して、連敗を2で止めた。今季3度目の日本人対決も期待されたが、グリズリーズ所属の渡辺雄太は「個人的理由」で欠場となった。

 レイカーズは前回の試合となった現地時間9日(日本時間10日)の本拠地ウォリアーズ戦に敗れて2連敗を喫した。レギュラーシーズン残り2戦を残して6位以下が確定。昨季に続き、プレーイン・トーナメントからプレーオフ進出を目指すことになった。

 現在10位のため1つでも上の順位を目指す中で迎えたグリズリーズ戦。八村にとってはレイカーズでのレギュラーシーズン通算100試合目という節目の試合となった。第1クオーター(Q)には残り7分40秒にスティールから速攻でダンクを叩き込んだ。残り5分48秒でベンチに下がった。

 第2Qはベンチスタートで残り6分49秒からコートに立った。残り5分2秒にはレブロン・ジェームズのアシストを受けて、左ウイング付近からこの試合初となる3Pシュートを沈めた。さらに残り4分16秒にも左コーナーから2連続となる3Pシュートを決めた。残り1分19秒にはペイントエリア内からジャンプシュートを決めて、前半は10得点2リバウンドをマーク。シュートは2本の3Pシュートを含む4本試投で全て成功した。

 第3Qはスタートから出場。残り3分18秒ではレブロンからのアシストを受けて、ゴール下のダンクを叩き込んで後半初得点。残り3分5秒で一旦ベンチに下がった。

 第4Qはベンチスタートで残り7分14秒から出場。残り2分14秒でオフェンスリバウンドの際に相手の反則を誘ってフリースローを2本決めた。121ー118と接戦の展開の中、残り5秒でドライブインで攻めてくる相手の攻撃を止める好守備も見せた。

 八村は29分10秒出場で14得点5リバウンド1アシストをマーク。シュートは6本試投で5本成功。フィールドゴール成功率は83.3%。3Pシュートは3本試投で2本成功。3P成功率は66.7%だった。

 チームは前半から接戦の展開で、最終的に競り勝って連敗を止めた。現地14日(日本時間15日)の敵地ペリカンズ戦が今季レギュラーシーズン最終戦となる。