ソフトバンクのドラフト1位・前田悠伍投手(18)が18日、タマスタ筑後のファーム施設でブルペン入りし、直球、変化球と19球を投げ込んだ。

 20日のウエスタン・リーグ、広島戦(タマスタ筑後)で対外試合デビューが決まっている左腕は「いいブルペンというか、いい準備ができたと思うので。あとは自分のやってきたことがどれだけ通用するかを試す意味でも1球、1球しっかり投げられたらいい」と腕まくりした。

 前田悠は特別育成プログラムが組まれ、宮崎春季キャンプでは4度のブルペン投球を行った。開幕後は4月7日、14日にタマスタ筑後でシート打撃に登板。14日は打者11人で安打性は2本で最速147キロを記録するなど、順調な調整を重ねていた。「待ちに待った気持ち。早く土曜日に投げたい気持ちが強い」と心待ちにしている。