◇セ・リーグ 巨人2―0中日(2024年4月23日 ひたちなか)

 巨人の守護神・大勢投手(24)が23日の中日戦(ひたちなか)で今季5セーブ目をマークした。

 2―0で迎えた9回に4番手として登板。

 最初に打席へ迎えた3番・カリステを156キロ直球で二ゴロに打ち取ると、昨季まで同僚だった4番・中田は154キロ直球で右飛。2死を取ってから5番・細川に156キロ直球を右翼線二塁打とされたが、続く6番・岡林を143キロのフォークボールで一ゴロに仕留めて試合終了となった。

 大勢は18日の阪神戦(甲子園)で1―1の延長10回に4番手として登板。無死満塁から佐藤輝に適時打を許し、今季初黒星を喫した。サヨナラ敗戦投手となるのはプロ3年目で初、満塁で安打を打たれるのもプロ初だった。

 それ以来、中4日でのマウンドで2試合ぶりとなる今季5セーブ目。山崎伊、高梨、バルドナードとバトンを受けた完封リレーを完成させた。

 大勢の投球内容は1回で打者4人に対して16球を投げ、1安打無失点。奪三振、与四死球ともになく、直球の最速は157キロだった。