◇東京六大学野球春季リーグ戦 第4週第2日第2試合 早大9―0東大(2024年5月5日 神宮)

 早大が9―0で東大を下し、2連勝で勝ち点を3に伸ばした。先発した右腕・伊藤樹投手(3年)は7回を8安打無失点。エースらしく走者を出しても粘りの投球でゼロを並べ「要所でインコースに真っすぐをしっかりと投げきれたことが一番よかった」と振り返った。

 今秋ドラフト候補の印出太一主将(4年)は「4番・捕手」で出場し、2回の満塁弾を含む2安打5打点。2年秋の慶大との2回戦以来のグランドスラム。攻守でチームをけん引する主将は「ちょっと詰まった感じだったんですけど、しっかり押し込むことができた。やっぱり還すことが仕事ですし、自分の打点が勝利に直結してくる」と頼もしかった。