6日に東京ドームで開催されるプロボクシング興行のメインイベント、井上尚弥(大橋)―ルイス・ネリ(メキシコ)の4団体統一世界スーパーバンタム級タイトルマッチで、当初予定されていた試合途中の公開採点が当日になって急きょ中止された。

 日本ボクシングコミッション(JBC)は「諸事情のため」としたが、WBC(世界ボクシング評議会)、WBA(世界ボクシング協会)、IBF(国際ボクシング連盟)、WBO(世界ボクシング機構)の4団体全ての了解が得られなかったものとみられる。

 WBCはかねて途中公開採点を採用。12ラウンドの世界戦では4回と8回終了後に採点がアナウンスされるが、他団対では反対も根強く、全団体で実施されていない。

 急きょの公開採点中止にネットでは「いきなり?」「そんなことあるんだ!」と驚く声が上がったが、「正直4RまでにはKO決着予想だから関係ないかなw」「尚弥がKOするからいらないかなw」「4R以内に倒してくれるでしょ!」「99%判定決着はないからね」と尚弥のKO勝利を期待する声が多く上がった。