卓球の「WTTチャンピオンズ仁川」は28日、女子シングルスの1回戦が行われ、世界ランキング14位の平野美宇は同1位の孫穎莎と対戦。ゲームカウント0−3で敗れ、2回戦進出を逃した。

■女王のパワーに屈す

平野はパリ五輪に向けて世界ランキングを上げたいなか、世界1位の孫穎莎との初戦に。「WTTコンテンダーザグレブ」で勝利した昨年の再現なるか注目が集まった。

しかし、序盤から孫穎莎に主導権を握られると、第1ゲームを6−11で落とす。続く第2ゲームも世界女王のパワーに押される時間も目立ち、7−11で王手をかけられる。

そして迎えた第3ゲーム、中盤まで互角の打ち合いが続いたなか、最後は強烈なミドルとサービスに屈し、7−11でストレート負けを喫した。

ザグレブの再現を目指した平野だったが、孫頴莎の強さに抑え込まれた。

(Y.Imoto/SPREAD編集部