卓球の「ITTFワールドカップ2024」がマカオで行われている。グループステージを安定した戦いで勝ち上がったのが平野美宇(木下グループ)である。

■2度の11−0を達成

平野はグループ14に入り、初戦はジョセリン・ラム(ニュージーランド)相手に2度の“11−0”を達成するなど圧倒。また、2戦目のユエン・ジアナン(フランス)相手には1ゲームを失ったものの、バックハンドやサービスなど持ち味を発揮し3−1で完勝した。

そんな平野に対しては、中国メディアも評価を与える。『捜狐』は初戦の圧倒ぶりには「ミウ・ヒラノは超えられない壁だった」と評し、陳夢、馬龍ら男女の中国トップ選手とともに平野の名を挙げ、「安定したパフォーマンスとスキルは印象的」と絶賛している。

平野は18日に始まる決勝トーナメントでチョン・ジヒ(韓国)と対戦する。かつてTリーグの日本生命レッドエルフでも共闘した相手にどのような戦いを見せるのか。