卓球の「WTTコンテンダー 太原」が中国で開催中。24日には女子のシングルス2回戦が行われる。

■夏の大舞台へ強化期間

今大会パリ五輪組として参戦するのが世界ランキング13位の平野美宇(木下グループ)と同8位の張本美和(木下グループ)のふたり。

平野はパリ五輪でシングルスと団体戦、張本美は団体戦に出場予定で、残り僅かとなった期間で強化を図りたいところ。

平野は23日の1回戦でウォン・シンルー(シンガポール)相手にラリーで主導権を握りストレート勝ち。張本美も、劉煒珊(中国)との戦いで危なげない試合運びを見せ、3−0で勝利した。

2回戦では平野が李昱諄(台湾)、張本美が石洵揺(中国)とそれぞれ顔を合わせるが、この両者がともに勝ち上がれば、準々決勝で対戦が実現する。

幸先良い滑り出しを見せた平野と張本美のふたりだが、果たして2回戦も突破を決め“パリ五輪対決”が実現するのかは注目したい。