卓球の「WTTコンテンダー 太原」は24日、女子シングルスの2回戦が行われ、世界ランキング13位の平野美宇(木下グループ)は李昱諄(台湾)と対戦。3−2で勝利し、準々決勝進出を決めた。

■1回戦は圧巻のストレート

平野は1回戦はウォン・シンルー(シンガポール)相手にストレート勝ちで快勝。勢いに乗ったまま2回戦を迎えた。

第1ゲームは平野が主導権を握る形でポイントを重ねる。11−5で幸先良いスタートを切る。第2ゲームは李昱諄相手に平野がリードされる展開に。7−11で奪われ、同点に追いつかれる。

第3ゲームは互いに点を取り合う展開に。平野は李昱諄に中盤抜け出され、7−11で逆転され後がなくなる。第4ゲームは平野が序盤の流れを掴む。第2ゲーム以降苦しんでいたレシーブでポイントを重ね、最後はサービスでポイントを奪い、11−6でフルゲームに持ち込む。

第5ゲームは平野が出だしから積極的な姿勢で前に出る。入りの3連続ポイントで優位に立ったまま、11−6でこのゲームを奪い、逆転で準々決勝進出を決めた。

平野はこれで準々決勝では張本美和(木下グループ)を下した石洵揺(中国)との対戦となった。