県内の愛好家が育てたサツキを一堂に集めた展示会が高知市の牧野植物園で開かれています。

白やピンクなどさまざまな色や形の花が咲くことで知られているサツキ。5月を代表する花の一つで、古くから日本人に愛されてきました。

23日から牧野植物園で始まった「さつきまつり」には、県内の愛好家が丹精込めて育てたサツキおよそ50鉢が展示されています。

南国市から:
「皆さん立派に育てていて感心します。すごいなと思う」

ミャンマー出身:
「めっちゃきれい」
「こんなにきれいな花は見たことは今までないです」

こちらは最優秀賞にあたる「高知県知事賞」に輝いたサツキ。高知県さつき愛好会の副会長である鈴木義夫さん90歳の「千代の誉」という作品です。枝ぶりがよく花の色のバランスがとれていることが高く評価されました。

高知県さつき愛好会副会長・鈴木義夫さん(90):
「サツキの花の華やかさと透明感のある美しさをみなさんが堪能していただけたらうれしいと思います」

「さつきまつり」は牧野植物園で5月26日(日)まで開催されています。