今年度で閉校となる宮城県気仙沼市の小学校で卒業式が行われ、最後の卒業生が学び舎を巣立ちました。

今年度で閉校する気仙沼市立小泉小学校では、児童6人が門出の日を迎えました。

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式では、卒業生一人ひとりに卒業証書が手渡されました。続いて、進藤俊博校長が「仲間と協力してやり遂げた皆さんは中学校でも立派に学び続けることができると確信しています」とはなむけの言葉を贈りました。

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このあと、卒業生全員で校舎に別れを告げました。

別れの言葉 卒業生:
「私たち6人はきょうこの小泉小学校を卒業します。卒業します!」
下級生:
「小泉小学校のことを忘れずに中学校でも頑張ってください。頑張ってください!」
卒業生:
「僕たちの母校、小泉小学校、さようなら、さようなら、さようなら」

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明治6年、1873年に開校した気仙沼市立小泉小学校は、児童数の減少に伴い市内の津谷小学校と統合し、今年度で150年の歴史に幕を下ろします。最後の卒業生となった6人を含め、2792人が学校を卒業しました。

卒業生:
「ちょっと寂しい。修学旅行や行事が沢山あってとても楽しかった」
「6人一緒に卒業できたことがとても嬉しい。小泉小学校で学んだことを胸に一歩一歩大人に近づいていけたら嬉しい」

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卒業生は4月、津谷中学校に進学し、新たな学校生活を始めます。小泉小学校では16日、閉校式が行われ、卒業生6人を含め全校児童36人が学び舎に感謝の気持ちを伝えることにしています。