奈良から平安にかけ「陸奥国」、東北を治めていた多賀城の創建1300年を記念した事業の一環です。陸奥国で用いられていた「国印」が最新のデジタル技術で再現されました。

23日は、宮城県の多賀城市役所で贈呈式があり、深谷市長に復刻した国印が手渡されました。

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この国印は、東北に存在した律令国家「陸奥国」が1200年前に押印したとの記録が残る印影を、仙台育英高校書道部が復元。

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さらに市内で3D加工を手がける会社が三次元データにした上で、金属3Dプリンターで形にしました。文字のかすれ具合など、当時の印影を精密に再現しています。

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深谷晃祐多賀城市長:
「日本、世界の最先端を生きる企業が多賀城に立地していることは、何よりありがたいこと。多賀城を調べてもらうきっかけをつくり、多賀城創建1300年を盛り上げていきたい」

深谷晃祐多賀城市長

再現された国印は、5月から東北歴史博物館でおよそ2か月間展示されます。