25日、仙台市立の一部の小中学校で、給食の牛乳を飲んだ複数の児童と生徒が体調不良を訴えました。これを受け、市教育委員会は製造した会社の牛乳を26日の給食で提供しないことを決めました。

仙台市教育委員会によりますと、仙台市立の一部の小中学校で25日、給食の牛乳を飲んだ複数の児童と生徒が腹痛や嘔吐などの体調不良を訴えました。

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全員、入院はしておらず症状は軽いということです。このほか「牛乳の味がいつもと違う」などという訴えが、市内のおよそ20校から寄せられたということです。

この牛乳は仙台市宮城野区の「東北森永乳業」が製造したもので、市教委は26日の給食にこの会社の牛乳を提供しないことを決めました。東北森永乳業は市内の100校以上に牛乳を提供していて、今のところ原因はわかっていないということです。

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仙台市内の給食には東北森永乳業のほかに2社が牛乳を提供していて、市教委はこの2社の牛乳には問題がないとして26日も提供を続けることにしています。