宮城県のJR名取駅前にあるサッポロビールの「仙台ビール園」が老朽化などを理由に年内で閉店することになりました。

「サッポロビール仙台ビール園」は、名取駅前のサッポロビール仙台工場に併設されたレストランで、1994年7月にオープンしました。ドイツの民家をイメージした建物では、工場直送の生ビールやジンギスカンなどの料理を楽しむことができ、ピーク時の1996年には年間およそ12万人が来場しました。

サッポロビール仙台ビール園

サッポロビールによりますと、老朽化により営業を続けるには、大規模な修繕が必要だということです。また、仙台工場では現在、ビールの製造を停止し酎ハイなどのアルコール飲料の生産を始めていて敷地内の再開発が検討されているということです。こうした事情に伴い仙台ビール園の年内での閉店が決まったということです。

閉店日は今年12月29日となっています。