ゴールデンウイークで久しぶりに長距離運転をするという人もいると思います。この時期、車のトラブルへの対応で大忙しのJAFの隊員に密着しました。

仙台市若林区にあるJAF宮城支部です。ロードサービス隊の舘内好佑班長が出動前の車両点検を終えた途端・・・、JAFへの依頼入電です。

TBC

JAF宮城支部ロードサービス隊仙台基地 舘内好佑班長:
「仕事入りましたね、名取市でバッテリー上がりですね」

TBC

すぐに現場に向けて出動します。現場の名取市図書館駐車場に30分ほどで到着します。状況を聞きとり、さっそく作業に入ります。バッテリーの充電器を車につなぐと・・・。エンジンが始動、15分ほどの作業でエンジンがかかりました。迅速な作業に依頼した人は・・・。

TBC

名取市在住の70代男性:
「初めて依頼したが、サービスは良い、便利です」

TBC

昨年度、JAFへの依頼のうちこのようなバッテリー上がりは、全体のおよそ35%と最も多くなっています。

JAF宮城支部ロードサービス隊仙台基地 舘内好佑班長:
「エンジンをかけずにテレビを見ていたなどが原因で、バッテリーがあがってしまうケースが多い」

作業を終え、基地へ戻ろうとしますが、またも依頼入電です。

JAF宮城支部ロードサービス隊仙台基地 舘内好佑班長:
「入りましたね、また名取でエンジンの警告灯がついたという依頼ですね」

TBC

立て続けに舞い込む依頼に休む暇もありません。エンジンはかかるものの警告灯が点灯しているという依頼です。舘内さんがバッテリーを調べると・・・。バッテリー付近のねじの緩みが原因でした。警告灯も消え、依頼した人も一安心。

TBC

大衡村在住の20代男性:
「丁寧にやっていただいて、車も問題があったところが直ってとても助かった」

TBC

この日は、これら8件の依頼を解決した舘内さんでした。

JAF宮城支部ロードサービス隊仙台基地 舘内好佑班長:
「これほどお客様にありがとうと言われる仕事もないので、お客様からのありがとうがやりがい」

JAF東北本部にはGW前半の4月27日から29日に一日平均で普段より40件ほど多いおよそ130件の依頼が入りました。3日からのGW後半を前に、舘内さんはこう話します。

JAF宮城支部ロードサービス隊仙台基地 舘内好佑班長:
「車の周りを1周回っていただいて、タイヤの空気圧が減っていないか、事前に乗る前に確認していただくことがトラブル防止につながる。一件一件を大切にお客様に良いサービスを提供して安全なカーライフを送ってもらいたい」

TBC

JAFでは、3日から4日間はスタッフを増やして対応にあたるということです。
運転中に一トラブルが起きた時は、まず安全な所に車を停めてから連絡してほしいということです。