宮城県多賀城市の小学生が、アニメを使った授業で選挙制度についての理解を深め熱い議論を交わしました。

アニメの音声:
「みなさんの大切な一票を私にぜひともお願いいたしまーす」

TBC

多賀城東小学校で行われた授業には、6年生71人が参加しました。架空の村長選挙を題材にしたアニメでは、村の大企業に高い税金を払ってもらいみんなで分配するというキャンディ候補と高い税金はかけず、もっと収益をあげてもらうというデイト候補のどちらに投票するか、みんなで議論しました。

TBC

その後、児童たちは、実際の選挙で使われる投票箱に一票を投じました。開票の結果は、30対40デイト候補の勝利でした。

児童:
「どっちに投票するのかとか、すごくドキドキしました」
「自分の一票で村の未来が変わったりすることがわかりました」

TBC

この授業は、児童に選挙の流れや仕組みについて知ってもらおうと多賀城市の選挙管理委員会と青森の弘前大学が協力して企画しました。