伊達政宗ゆかりのフジの花の一般公開が5日から仙台市で始まり、大勢の人たちが花の色や香りを楽しんでいます。

一般公開が始まったのは、仙台市青葉区子平町の千田文彦さんの自宅に咲いたフジの花です。

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このフジは1593年に伊達政宗が朝鮮出兵の際に持ち帰り、千田さんの先祖に譲ったものとされていて、仙台市の天然記念物にも指定されています。

300平方メートルほどのフジ棚から下がる薄紫色の花はいま満開を迎えていて、大勢の人が写真を撮ったり甘い香りを楽しんだりしていました。

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千田文彦さん:
「江戸時代から、庶民の憩いの場として開放してきたので、これからも続けていきたい」

千田文彦さん

一般公開は5月9日まで行われ、6日・7日が見ごろだということです。