宮城県南三陸町を訪れている台湾の高校生が20日、地元の老人介護施設で伝統音楽などを披露しお年寄りたちと交流しました。

南三陸町を訪れているのは台湾の嘉義県立竹崎高級中学の生徒56人です。20日は歌津地区にある介護施設で入所者に伝統楽器の二胡や琴などを取り入れた音楽やダンスを披露しました。

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竹崎高級中学は南三陸高校の姉妹校で今回の教育旅行では今月24日まで町に滞在し町民らと交流を深めます。

竹崎高級中学の生徒:
「日本の老人ホームは初めてですが、言葉は違っても音楽は通じ合ってます。交流で自分のおじいさんおばあさんのことも思い出して感動しました。」

竹崎高級中学の生徒

南三陸町は、震災で支援を受けたことをきっかけに台湾と交流を続けていて今年度は台湾から6校の中高生およそ120人が町を訪れる予定です。

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会場は生徒たちが奏でる美しいメロディーで和やかな空気に包まれていました。