東北福祉大学と病気の子どもや家族の滞在施設を運営する団体が21日、パートナーシップ協定を締結し今後、団体の運営する施設で学生がボランティア活動などを行うことになりました。

仙台市青葉区の東北福祉大学とパートナーシップ協定を締結したのはドナルド・マクドナルド・ハウス・チャリティーズ・ジャパンです。

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この団体は病気の子どもたちとその治療で付きそう家族のための滞在施設を全国12か所で運営していて、仙台でも2003年からドナルド・マクドナルド・ハウス仙台として小児医療を支える活動を続けています。

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今回の協定締結により、団体の施設で東北福祉大学の学生や卒業生がボランティア活動を行ったり、団体のチャリティーイベントへ参加したりすることになります。

東北福祉大学 千葉公慈学長:
「子どもや家族のサポートにも携われる機会があればなお一層在学生や卒業生、関係者にも活動の輪が広がっていくことを期待している」

東北福祉大学 千葉公慈学長

ドナルド・マクドナルド・ハウス・チャリティーズ・ジャパン 岩中督理事長:
「仙台ハウスは20年の歴史がある。支援の体制が成熟しつつある仙台で、東北福祉大の若い人たちにボランティアとして参加してもらえると大変ありがたい」

ドナルド・マクドナルド・ハウス・チャリティーズ・ジャパン 岩中督理事長

団体がこうした協定を結ぶのは全国で3例目で、大学とは初めてです。