東北地方の景気について日本銀行仙台支店は「緩やかに持ち直している」との判断を2か月連続で据え置きました。

日本銀行仙台支店 岡山和裕支店長:
「個人消費は緩やかに回復しているとの判断を継続しています。サービス商品については飲食、宿泊を中心に回復している状況」

日本銀行仙台支店の岡山和裕支店長は22日の定例会見でこのように述べ、東北地方の景気について「緩やかに持ち直している」との判断を2か月連続で据え置きました。

個人消費については、企業や学生による歓送迎会の需要やゴールデンウイーク中の国内旅行客、インバウンド客の増加などが影響しているということです。

TBC

一方で、円安が個人消費に与える影響については今後注視していくとしています。また、物価についても食料品の値上げなど上昇が続いているものの、今年の春闘により各企業の賃上げ率が高く見込まれているため、賃金と物価高についても引き続き見ていくとしています。