歌舞伎の演目、「奥州白石仇討噺」の舞台になった宮城県にある田んぼで27日、小学生が田植えを行いました。

田植えが行われたのは、白石市大鷹沢三沢にある「八枚田」と呼ばれる田んぼで大鷹沢小学校の3年生と4年生が、もち米の「みやこがね」の苗を手で植えていきました。

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また、田んぼのそばでは、5年生と6年生が、江戸時代のあだ討ちをもとにした「団七踊り」を舞いました。

「八枚田」では、姉妹が父親と草取りをしていたところ通りかかった侍に泥がはね、怒った侍に父親が切り捨てられたという言い伝えがありその後、姉妹は鎖鎌や薙刀を使いあだ討ちを果たしたされています。

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6年生の児童:
「昔からの伝統をちゃんと引き継いでいるんだなという思い」
3年生の児童:
「たくさん植えられてよかったです。あだを取ったような気持ち」

植えた「みやこがね」は10月に稲刈りを行い、紅白餅などにして味わうということです。