■セイコーゴールデングランプリ陸上2024東京(19日、国立競技場)

男子200mで、鵜澤飛羽(21、筑波大4)が20秒40で優勝した。パリ五輪参加標準記録には惜しくも0秒24届かなかった。

鵜澤、飯塚翔太(32、ミズノ)、上山紘輝(25、住友電工)の世界陸上ブダペスト代表トリオが出場した男子200m。いいスタートを切ったのは上山だったが、中盤以降伸びず。飯塚も序盤で遅れてしまう。そんな中、踏ん張ったのが、初の五輪出場を目指す鵜澤だった。

中盤まで5、6番手についた鵜澤は、残り100mを切った辺りからグングン加速。残り40mで、19秒96の自己ベストを持つB・ロドニー(32、カナダ)に並ぶと、競り合う形で2人がゴールへなだれ込んだ。優勝したのは鵜澤で、ロドニーに0秒02差で競り勝った。序盤遅れた飯塚だったが、後半盛り返し3位に入った。

【男子200m結果】
1位 鵜澤飛羽  20秒40
2位 B.ロドニー 20秒42
3位 飯塚翔太    20秒56
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5位 西裕大   20秒72
6位 上山紘輝  20秒73