アンディ・マレー(マドリッドOP)
画像提供:ゲッティイメージズ

男子テニスのエクスプロヴァンス・オープン(フランス/エクサンプロヴァンス、クレー、ATPチャレンジャー)は3日、シングルス1回戦が行われ、第5シードのA・マレー(イギリス)が世界ランク322位のG・モンフィス(フランス)を6-3, 6-2のストレートで破り、初戦突破を果たした。

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35歳で元世界ランク1位のマレーは今季、2月のカタール・エクソンモービル・オープン(カタール/ドーハ、 ハード、ATP250)ではA・ズベレフ(ドイツ)、L・ソネゴ(イタリア)らを下して決勝に進出。決勝では第3シードのD・メドベージェフに敗れるも準優勝をおさめた。

その後、3月のBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)で3回戦敗退となると続くマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)、4月のロレックス・モンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)、現在行われているムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)で初戦敗退を喫している。

対する36歳で元世界ランク6位のモンフィスは今季、3月のBNPパリバ・オープンで昨年8月のナショナル・バンク・オープン(カナダ/モントリオール、ハード、ATP1000)以来 約7カ月ぶりにツアー復帰を果たす。その後、チャレンジャー大会を含む3大会で敗れており、4大会連続の初戦敗退となっている。

両者は7度目の顔合わせでマレーの4勝2敗。最後に対戦したのは2014年6月の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)準々決勝で、そのときはマレーが勝利した。

約9年ぶりの対戦となったこの日の第1セット、マレーが第4ゲームで先にブレークに成功。第5ゲームでブレークバックを許すも第6ゲームで2度目のブレークを奪う。第7ゲームでは1度のブレークポイントを凌ぐとサービング・フォー・ザ・セットとなった第9ゲームをラブゲームでキープし、先行する。

続く第2セット、マレーはファーストサービスが入ったときに92パーセントの高い確率でポイントを獲得。1度もブレークチャンスを与えず、第4ゲームから5ゲームを連取し、1時間22分で勝利した。

マレーの試合後のコメントが男子プロテニス協会のATP公式サイトに掲載され、「再びコート上で高いレベルで戦えていることが嬉しい」と語った。

「ここでもっと試合を重ねて、全仏オープンに向けた準備を続けていきたいね」

またモンフィスについては「1回戦で非常にタフな相手であることは明らかだ。彼は非常に長い怪我から復帰したばかりで、特に僕たちの年齢では簡単なことではないんだ。彼とはツアーの中でも良い友達だよ。初めて対戦したのは25年前、11歳か12歳の頃だったと思う」とコメントした。

勝利したマレーは2回戦で世界ランク187位のL・ロコリ(フランス)と対戦する。ロコリは1回戦で同60位のA・ラモス=ヴィノラス(スペイン)を3-6, 6-4, 7-5の逆転で下しての勝ち上がり。

今大会の第1シードはT・ポール(アメリカ)、第2シードはB・ナカシマ(アメリカ)、第3シードはA・マナリノ(フランス)、第4シードはM・イメル(スウェーデン)。上位4シードは1回戦免除のため2回戦からの登場となる。



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