世界3位のシナー
画像提供:ゲッティイメージズ

男子テニスで世界ランク3位のJ・シナー(イタリア)は28日、車いすテニスに挑戦。車いすテニスで同1位のA・ヒューエット(イギリス)とともに現在行われているマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)の会場でプレーした。

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22歳のシナーは今季、1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)で四大大会初タイトルを獲得。勢いそのままに先月のABNアムロ世界テニス・トーナメント(オランダ/ロッテルダム、室内ハード、ATP500)でも優勝すると前週のBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)で4強入り。準決勝ではC・アルカラス(スペイン)に敗れ昨年から続けていたマッチ連勝記録は19で止まったものの好調を維持している。

そのシナーは今回、車いすテニスに挑戦しており、男子プロテニス協会のATPの公式サイトに掲載されたコメントでは「彼らがどのようにこのスポーツをプレーしているのか、ただ驚くばかりよ。イスに座っているのとはまったく違うし、動きはとても重要。挑戦して、とても苦労していたけど本当に素晴らしいもだよ」と言及した。

シナーはヒューエットに動き方の説明を受けると、その後は2人でラリーを開始。ストロークや動きの調整を行うなど時間を費やしたシナーは車いすテニスではチェアの動きが大切になると明かした。

「それは最も重要な部分でもある。イスやボール、その他あらゆるものから適切な距離を保つことができなければプレーすることはできない。だから移動は本当に大変で慣れるしかない。最初は本当に動けなかった。でも、1度でも挑戦してみることができて本当にうれしかった。このスポーツがいかに難しいか分かったけれど、選手はそれをとても簡単に見せているよ」

なお、シナーはマイアミ・オープンで2年連続3度目の4強入り。2021年と昨年は決勝で敗れ準優勝に終わっており、今大会では念願の初タイトル獲得を目指し準決勝で第3シードのD・メドベージェフと対戦する。

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