初戦突破を果たしたコリンズ
画像提供:ゲッティイメージズ

女子テニスのクレジット・ワン チャールストン オープン(アメリカ/チャールストン、クレー、WTA500)は2日、シングルス1回戦が行われ、前週のマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、WTA1000)で優勝を飾った世界ランク22位のD・コリンズ(アメリカ)が同82位のP・バドサ(スペイン)を6-1,6-4のストレートで破り、初戦突破を果たした。コリンズはマイアミ・オープンからマッチ8連勝となった。

30歳で元世界ランク7位のコリンズは今年1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)敗退後に2024年シーズンで現役を引退することを発表。その後は2月のカタール・トータルエナジー・オープン(カタール/ドーハ、ハード、WTA1000)とATXオープン(アメリカ/オースティン、ハード、WTA250)で8強入りすると、マイアミ・オープンではC・ガルシア(フランス)やS・シルステア(ルーマニア)、E・アレクサンドロワら4名のシード選手を下し決勝に進出。最後は第4シードのE・ルバキナ(カザフスタン)を破ってキャリア最大のタイトルを手にした。

マイアミ・オープンの決勝から3日と経たずして行われた今大会の1回戦の相手は元世界ランク2位のバドサ。ハードからクレーへと舞台を移したこの試合は、コリンズが8本のサービスエースを決めるなどファーストサービスが入ったときに73パーセントの確率でポイントを獲得しブレークを2度に抑えると、リターンゲームでは5本のダブルフォルトを犯すなどサービスが安定しなかったバドサから5度のブレークに成功して1時間21分で勝利した。

女子テニス協会のWTA公式サイトにはコリンズのコメントが掲載されている。

「(サーフェスの移行は)簡単なことではなかった。日曜日の決勝のあとは5時間かけて家に帰って、自宅のベッドで寝たの。そのあと、月曜日にこっちに来たわ。今はクレーに足をなじませるだけ。最後のシーズン、この大会に出場しない手はなかったの」

2回戦でコリンズは第2シードのO・ジャバー(チュニジア)と対戦する。今大会はシード勢が1回戦免除のためジャバーはこの試合が初戦となる。


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