16強入りを決めたデミノー
画像提供:ゲッティイメージズ

男子テニスのバルセロナ・オープン・バンコ・サバデル(スペイン/バルセロナ、レッドクレー、ATP500)は17日、シングルス2回戦が行われ、第4シードのA・デ ミノー(オーストラリア)が元世界ランク1位のR・ナダル(スペイン)を7-5, 6-1のストレートで破り、ベスト16進出を果たした。試合後にデ ミノーは「大きなチャンス、一生に一度のチャンスだと思った」と振り返っている。

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この試合が初戦となったデ ミノーと、1回戦で世界ランク62位のF・コボッリ(イタリア)をストレートで下し勝ち上がりを決めたナダルとの激突となった2回戦屈指の好カード。両者は5度目の顔合わせだが、クレーコートでは初対戦となる。

この試合、デ ミノーは第1ゲームでいきなりブレークを奪うなど計2度のブレークに成功し第1セットを先取する。第2セットでも主導権を離さなかったデ ミノーは第2ゲームから6ゲームを連取。ナダルに隙を見せることなく1時間52分で勝利した。

男子プロテニス協会のATP公式サイトにはデ ミノーのコメントが掲載されている。

「クレーコートでラファ(ナダル)に対抗できるのは、今はフィジカルの部分だけだと思う。僕はラリーを長くして、自分のスピードを生かそうと決めたんだ。彼との対戦は決して簡単ではないからね」

「この対戦は大きなチャンス、一生に一度のチャンスだと思ったんだ。勝つことができて、とてもうれしいよ。クレーコートでラファと対戦していなかったことは、とても幸運だったと言えるかもしれない。そうでなければ、まったく違った結果になっていただろう。素晴らしい経験をさせてもらった」

3回戦では第16シードのA・フィス(フランス)と対戦する。フィスは2回戦で世界ランク66位のD・アルトマイアー(ドイツ)をフルセットで下しての勝ち上がり。

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