(左から)ティームと錦織圭
画像提供:ゲッティイメージズ

男子テニスで元世界ランク3位のD・ティーム(オーストリア)は10日に自身のSNSを更新し、今季での現役引退を発表した。

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30歳のティームはツアー17勝をあげており、2020年には全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)を制覇。

さらに全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)では2度、全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)では1度の準優勝も経験しており、世界ランキングは最高3位を記録している。

しかし、2021年に右手首を負傷するとキャリアが暗転。リハビリし復帰するも思うように勝ち星を挙げられずにいた中で、今年3月には右手首の痛みが再発したことを公表。

そして今回、ティームは自身のインスタグラムで今季で引退することを発表した。

ティームはBIG4と呼ばれるR・フェデラー(スイス)、R・ナダル(スペイン)、N・ジョコビッチ(セルビア)、A・マレー(イギリス)の全員から白星を挙げており、フェデラーには5勝2敗、ナダルには6勝10敗、ジョコビッチには5勝7敗、マレーには2勝3敗とBIG4を苦しめる存在でもあった。

また、ともに活躍してきた34歳の錦織圭とも5度対戦しており、対戦成績はティームから2勝3敗となっている。

力強いプレーと、その紳士的な人柄で多くのファンに愛され、幾多の名勝負を演じてきたティームがコートを去る。

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