E3系1000番代(写真:JR東日本)

JR東日本東北本部とJR東日本東北総合サービスは22日、4月から始まる「山形春の観光キャンペーン」にあわせ、E3系1000番代車両の座面シートを使用したクッションを製作すると発表しました。

1000番代は3編成しかない貴重な車両で、東北新幹線や山形新幹線で活躍してきました。2024年3月16日のダイヤ改正をもって引退した車両を「身近に肌で感じていただけるよう」座面シートクッションの製作に乗り出したといいます。

足湯が楽しめる新幹線として2014年にデビューし、2022年3月をもって運行を終了したJR東日本の「とれいゆ つばさ」も、天井などの部品を雑貨として活用。時計やアニバーサリープレートなどに生まれ変わります。なお、「とれいゆ つばさ」の解体部品を活用したグッズ製作は過去に一度行っており、今回の第2弾はその好評を受けてのものだそう。

足湯新幹線「とれいゆ つばさ」(写真:JR東日本)

座面シートクッションの製作は Chair Craft 真 が担当。普通車座席を使ったものが2種類、グリーン車座席を使ったものが1種類。価格はそれぞれ9,500円(普通車)、11,000円(グリーン車)です。

座面シートクッション一覧(画像:JR東日本)

「とれいゆ つばさ」の部品を活用した雑貨は、クラスコファニチャーが製作。一部雑貨については天井細工の切り出し位置によってデザインが異なります。また購入者には商品と同じシリアルナンバー入りの木製ギャランティカードもプレゼント。

「とれいゆ つばさ」雑貨一覧(画像:JR東日本)

販売は2024年3月24日(日)10時から、JRE MALL「東北 MONO WEB SHOP」で受け付けます。お届け予定は注文受付月の翌々月移行となります。