日本バレーボール協会は4月9日、日本代表に選出していたデ・アルマス アライン(サントリーサンバーズ)が登録メンバーから外れることを発表した。

 3月19日に「2024年度の男子日本代表の登録メンバー32人」を公表した同連盟。2月に日本国籍を取得したキューバ出身のアラインも名を連ねていたが、状況は一変したようだ。「現状ではFIVBの定める登録資格(FIVB Sports Regulations条項5)を有していないことから、当初の発表から変更となり日本代表チーム登録メンバーから外れることとなりました」と公式ホームページに記載した。

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 アラインは、2017年4月に留学生として都城東高(宮崎)に入学。来日前にはキューバU18代表に選出された実績もある。2020年にサントリーに入団し、強烈なサーブやバックアタックなどを武器に活躍。身長189センチ、体重81キロのスパイカーは、最高到達点355センチと身体能力が抜群で、パリ五輪での活躍が期待されていた。
  しかし、国籍変更をした選手は、国際バレーボール連盟(FIVB)に申請した日から2年間は代表でプレーすることが出来ないという規定が存在していたようだ。ゆえに、今夏の五輪には間に合わない。初めて日の丸を背負うアラインの姿を待ちわびていたファンも多いようで、「アライン選手がかわいそうすぎる」「嘘でしょ、アライン選手このために頑張ってきて...あんなに喜んでたのに...」「何でこんなことが起こるの」「ちゃんと調べてからにして...」「これは酷い」「完全に協会の不手際じゃん」「言葉が出ない」などと、ネット上には怒りの声が殺到した。

 同連盟は「選手、関係者、ファンの皆様にご迷惑をおかけしたことをお詫び申し上げます」とコメントしている。

構成●THE DIGEST編集部

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