現地4月29日、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平はアリゾナ・ダイヤモンドバックスとのカード初戦に「2番・DH」としてスタメン出場し、4打数2安打1打点、1四球。5試合ぶりのマルチ安打をマークし、8対4のチーム勝利に貢献した。ドジャースは19勝12敗でナ・リーグ西地区の首位をキープしている。
【動画】4打数2安打、打点1と大谷が活躍したダイヤモンドバックス戦のハイライト

 安定した活躍を見せる大谷は、しかし一部で“得点圏打率の低さ”が問題視されている。この日も1点リードで迎えた2回1死満塁の第2打席で、相手先発トミー・ヘンリーの初球カーブを引っかけてセカンドゴロ。併殺に倒れた本人は、思わず天を仰いで悔しそうな表情を浮かべた。

 この凡退シーンにはSNS上で厳しい声が挙がった。ドジャース番記者で米スポーツ専門局『ESPN』の番組にも出演しているブレイク・ハリス記者は、すぐさま自身のX(旧ツイッター)を更新。「得点圏に走者を置いたとき、なぜ今季のオオタニがあれほどひどいのだろうか。本気で理解できない」と反応を示している。
  大谷は3点リードで迎えた8回無死一、二塁の第5打席では、ダイヤモンドバックスの4番手左腕ローガン・アレンと対峙。1ストライクから投じられた真ん中高めのカーブをフルスイング。打球速度107.7マイル(約173.3キロ)を計測するダメ押しのレフト前タイムリーとなり、得点圏打率を.194とした。

 偉才の一打を受け、ドジャース専門サイト『Dodgers Nation』のダグ・マッケイン記者は、「得点圏でゾーン外の球を振っているか? イエス。少しアグレッシブすぎるか? もちろんだ。ただ、彼の実績や期待値を考えれば、シーズン162試合の間に数字は均一になるはず。ショウヘイはショウヘイのままでいいんだ」と発信していた。

構成●THE DIGEST編集部

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