ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平が外野手に転向する意思を持っていると、米紙『USA Today』の敏腕記者ボブ・ナイチンゲール氏が5月12日に報じた。
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 ナイチンゲール記者は、「もしドジャースがオオタニに対し、将来的に投手を諦めて外野手になるよう要請した場合、オオタニに近い関係者ふたりが“おそらく応じるだろう”と言っている」と伝えた。

 さらに、「オオタニは明らかに打撃が好きで、球界でも最高の選手だ。関係者らは、“彼は投球に対して打撃ほどの情熱を持っていない”と言っている。オオタニは単に二刀流ができるという理由だけで両方を行なっている」と続けている。

 この報道を受けて、米メディア『FanSided』のザカリー・ロットマン記者が12日の記事で反論。「ドジャースはオオタニの二刀流にMLB史上最高額の契約を与えたばかりなのに、将来的とはいえ、なぜ投手を諦めるよう要求するのだろうか。ドジャースがそれを望む理由はない」と綴った。
  ロットマン記者は、5月7日に放送された米スポーツトーク番組『The Dan Patrick Show』で、打者として好成績を残す大谷に対して「もう投手を止めて、史上最高の打者を目指すべきでは?」というテーマで行なわれた議論にも、「ドジャースが高年俸で契約したのは、オオタニに二刀流の輝きがあるからだ」と反論していた。

 あらためてロットマン記者は12日の記事でも、「なぜ、オオタニが投手を放棄した方がいいという議論が巻き起こるのか理解できない」とし、故障による投手断念でもない限り、大谷は二刀流を続けるべきという姿勢を一貫している。

構成●THE DIGEST編集部

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