パリ2024オリンピック・パラリンピックが2か月後に迫る中、このほど完成した陸上競技を実施する競技場「スタッド・ドゥ・フランス」のトラックの“色”に注目が集まっている。

【関連記事】国立競技場で“五輪新”が続出したのはなぜ?英メディアがトラックの構造に注目「1〜2%パフォーマンスを向上させる」 陸上トラックといえば赤褐色や青色が主流。しかし、5月21日にパリ五輪公式X(旧ツイッター)にポストされた投稿では、見慣れないパープルのトラックが公開された。

 この印象的な色遣いについて、十種競技の元オリンピアンでパリ五輪の陸上競技担当スポーツマネージャーを務めるアラン・ブロンデル氏は、「検討を重ね、アスリートを際立たせるベストな色調を創り出した」と公式サイトで意図を説明。陸上レーンなどの競技エリアには明るい紫色、それ以外の部分には暗い紫色とコントラストをつけることで選手がより目立つ工夫が施されている。

 投稿に対して各国のファンからは、「美しい、8月が待ちきれない」「走ってみたい…」「このフィールドで記録が破られるのが楽しみ」といった期待感あふれる声が上がっている。

 今大会で使用されるトラックは、過去に300もの世界記録を生み出し、「高速トラック」として知られるイタリアの『モンド社』製のもの。選手のパフォーマンスはもちろん、最高の“お膳立て”にも要注目だ。

構成●THE DIGEST編集部

【画像】「走ってみたい…」「美しい、8月が待ちきれない」パリ五輪の陸上レーンの“画期的な色遣い”をチェック‼
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