ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平が、2024年シーズンに偉業を達成するかもしれない。米メディア『FanSided』のザック・プレスネル記者は6月26日の記事で、「オオタニは過去55年でたった1度しか達成されていない偉業に近づいている」と記して、大谷の三冠王の可能性に触れた。

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「オールスターブレイクが近づくにつれ、オオタニは伝説の領域に向かっている。18年にMLBデビューして以来、オオタニは記録を次々と打ち破り、基準を変え、野球のレベルを高めた。二刀流のスーパースターは、リトルリーグからメジャーリーグに至るまで、野球のプレー方法を変えてきた。投手としてサイ・ヤング賞の投票を獲得し、打撃ではシルバースラッガー賞を何度も受賞。そして今シーズンは手術の影響で投球できないため、打撃に集中している」

 こう記したプレスネル記者は、「今シーズンの攻撃力は驚異的だ。過去55年で、12年のミゲル・カブレラが達成して以来、誰も成しえていない統計上の異例の記録、つまり三冠王に近づいている」と、“DHの大谷”が、いかに特別なシーズンを送っているのか説明した。
  カブレラは12年に打率.330、44本塁打、139打点をマークし、45年ぶりに三冠王に輝いた。一方の大谷は現在、打率.322、25本塁打、61打点。打率と本塁打がナ・リーグトップで、本塁打はリーグ3位。打点はトップのマーセル・オズーナと「3」差で、十分トップを狙える数字を残している。

「スポーツ界の真のユニコーンは、この成績を今後も続けられるだろう」とし、MLBのあらゆるデータを網羅する『Baseball Savant』のページでは、大谷の打撃成績が今後さらに向上すると予測されているとも伝え、このような文章で記事を締めている。

「オオタニの24年シーズンは歴史に残るかもしれない」

 現地6月26日のシカゴ・ホワイトソックス戦で、ドジャース記録となる10試合連続打点を樹立した大谷は、直近6試合で18打数7安打、打率.389、5本塁打と打棒が爆発。このペースが続くようなら、57年ぶりの偉業を達成できるかもしれない。

構成●THE DIGEST編集部

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