門脇麦が主演と務める「厨房のありす」(毎週日曜夜10:30-11:25、日本テレビ)の現場に、ドラマ制作にあたって取材協力をした、大阪にあるユニバーサルフレンチレストラン「ル・クロ」のオーナーシェフ黒岩功氏と、そこで働くキャストらが現場に訪問した。

■ユニバーサルレストラン「ル・クロ」とは

様々な個性がある人間が認め合える店作りを目指し、様々な障がいのあるスタッフ(キャスト)約50名が特性や個性を生かしながらプロのシェフやホールスタッフと一緒に働いている。「ユニバーサルレストラン」ということを知らずに来るお客さんも多い、本格フレンチレストラン。

■門脇麦、永瀬廉と交流

撮影現場を訪れたオーナーシェフの黒岩功氏と「ル・クロ」で働く8名のキャストは、ありす(門脇)と倖生(永瀬)のシーンを見学。最初は撮影現場の雰囲気に緊張気味で収録を見ていたが、そこに、今まで演技をしていたありすと倖生が現れるとビックリしながらも、ドラマの感想や料理の話を聞いていた。

門脇は、プロとして料理をしている皆さんに見られているのは緊張する、と話し、ほうれん草を切る所作を褒められて、思わず笑顔。一方永瀬は地元の関西トークで盛り上がりつつ、永瀬の昔からのファンだと言う女性は、直接話をしたことに感極まり泣いてしまう瞬間もあった。

最後に門脇麦、永瀬廉から「厨房のありす」グッズをプレゼント。ル・クロの方々からは、「生で収録が見られて本当にうれしい。自分も仕事をがんばります!」と感想があり、オーナーシェフの黒岩さんは、働いているスタッフを“キャスト”と呼んでいる。ドラマと同じようにレストランというステージを作る一員なんですとコメント。

「勇気をもらえるドラマをありがとうございます」とお礼を言われると、門脇も「ぜひ、お店に行ってみたいです」とキャストに伝えた。ありすのお勝手と同じようにやさしくて、おいしい料理が食べられる「ル・クロ」をつくる皆さんとの素敵な時間となった。