女性にだけ許された「出産」という聖域ゆえ、男女平等の世の中でこれまで唯一女性しか取得できなかった国家資格「助産師」。そんな中、数少ない男性助産師の1人として東京中央病院の産婦人科に配属された生見伊吹。初めて迎える男性助産師に、先輩助産師も妊婦さんたちも戸惑い気味。しかし、生見は自分なりのやり方で妊婦やその家族を支えていき…?


1人の男性助産師が母子の健康と“父親”の立場を支援していく物語「俺は助産師」(著・反転シャロウ)から、全11回連載でお届け。今回は第3回となる。

前回、男性だからという理由で妊婦たちから拒否されていたが、陣痛が強くなってきた妊婦・金子のもとに呼ばれた生見。初産で長丁場になりそうな金子を見て、生見はあることに気が付いて…?