貴重な先制点をマーク

日本代表にも選出された男がオーストリアの地で再び輝いた。LASKリンツに所属する中村敬斗が今季リーグ戦14ゴール目をマークしている。

レギュラーシーズンを3位で終えたLASKは、現在上位陣でのプレイオフを戦っている。プレイオフの第9戦オーストリア・ウィーン戦で、中村は左サイドハーフで先発出場した。

試合は開始早々の4分に動く。左サイドからパスを受けた中村がドリブルでペナルティエリア付近まで進入すると、右足を振り抜いた。素早く放たれた一発はゴール右隅に突き刺さり、貴重な先制ゴールとなっている。

攻守で連動した動き出しを見せただけでなく、約1カ月ぶりのゴールで好調をアピールした中村。左サイドからドリブルで仕掛けて右足でのシュートは自身の持ち味の一つでもある。オーストリアで得点を量産する男が来月、日本代表でも躍動してくれることに期待したい。