ギュンドアン獲得にサウジアラビアも名乗り出る

今夏の移籍市場で注目を集めているのがサウジアラビアへの移籍だ。リオネル・メッシ獲得は実現しなかったものの、カリム・ベンゼマがサウジアラビアのアル・イテハドに移籍した。チェルシーのエンゴロ・カンテの獲得も噂されており、C・ロナウドの移籍以降、サウジアラビアは大きな注目を集めている。

そんなサウジアラビアのクラブがまた新たな選手の獲得に動いていることを英『Evening Standard』が報じている。噂にあがった選手は、マンチェスター・シティのイルカイ・ギュンドアンだ。アーセナルやバルセロナなどヨーロッパの強豪クラブが同選手の獲得を望んでいるという話も出ているが、CL決勝も残っているためギュンドアン本人も来シーズンプレイするチームの明言はしていない。

シーズン終盤のギュンドアンのゴールはプレミアリーグ3連覇とFAカップ優勝に大きく貢献した。クラブや指揮官のペップもギュンドアンの残留に全力を出すことが考えられる。先述した通り、CLファイナルというギュンドアンはシティでの最大の仕事がまだ残っている。そのため、ギュンドアンの来シーズンの去就は決勝後に明らかになるだろう。

サウジアラビアの多くのクラブがギュンドアンの獲得に興味を示しているというが、32歳のギュンドアンはまだヨーロッパの舞台で十分に活躍できるだろう。しかし現在でもヨーロッパトップクラスのストライカーであるベンゼマのサウジアラビアへの移籍が実現したように、同選手に対しても何が起こるかはわからない。

ドイツ代表MFはCL終了後にどのような選択をするのか注目だ。