スアレスはアメリカ、カバーニはアルゼンチンへ

ウルグアイ代表は徐々に世代交代へと動いているが、今でもワールドクラスのベテランFW2人の実力は健在だ。

37歳のルイス・スアレスはアメリカ・MLSのインテル・マイアミに加入し、再びリオネル・メッシと阿吽の呼吸を見せている。先日のオーランド・シティ戦では2ゴール2アシストの活躍で、得点感覚は鈍っていない。

さらにもう一人。スアレスと共に長くウルグアイ代表を引っ張ってきた37歳のFWエディンソン・カバーニもアルゼンチンのボカ・ジュニアーズで快調な滑り出しを見せている。今年のリーグ戦では、3日に行われた第6節のベルグラーノ戦で圧巻のハットトリックを記録。こちらも得点力は衰えていない。

カバーニといえば2020年から2年間マンチェスター・ユナイテッドに在籍し、59試合で19ゴールの成績を残していた。カバーニの実力を考えれば、マンUはもっとカバーニを上手く活かせたのではないか。

英『The Sun』によれば、マンUサポーターからはアルゼンチンで輝きを放つカバーニに関して様々な意見が出ているようだ。

「ユナイテッドにはカバーニもC・ロナウドもいたのに、チームは何をやっていたんだ」

「クラブは十分にカバーニをサポートしなかった」

カバーニもスアレスもコンディションのところは気になるが、やはり得点感覚は本物だ。カバーニはアルゼンチン、スアレスはアメリカでどこまで数字を伸ばしてくるのか。2人のウルグアイ人ストライカーの才能は今も輝きを放っている。