見ていて楽しいチームに

代表マッチウィークが終了し、各国のリーグ戦が再開する。ドイツ・ブンデスリーガで最も注目を集めるのは、やはりシャビ・アロンソ率いるレヴァークーゼンだ。

ここまでリーグ戦、DFBポカール、ヨーロッパリーグで無敗を継続しており、その流れがいつまで続くのか注目している人は多いだろう。まず30日にリーグ戦でホッフェンハイムと対戦し、その後4月3日にデュッセルドルフとDFBポカール準決勝で顔を合わせる予定で、ポカールの方はすでにレヴァークーゼンを除く1部クラブが全滅している。準決勝もう一つのカードはザールブリュッケンVSカイザースラウテルンとなっていて、戦力的にはレヴァークーゼンの方が上だ。ポカールは確実に獲得しておきたいタイトルと言える。

『Interwetten』によると、元ドイツ代表のローター・マテウス氏も今のレヴァークーゼンを絶賛する。ジョゼップ・グアルディオラ時代のバルセロナを思わせるとまで絶賛しており、今のレヴァークーゼンはとにかく見ていて楽しいチームなのだ。

「プレイスピード、ボールを扱うテクニック…とにかく楽しい。イニエスタ、シャビ、メッシのいたFCバルセロナを思い出すね。私の中でレヴァークーゼンはそういうチームなんだ。現在世界で最も強いチームだよ。リヴァプールやマンチェスター・シティと比較したくないが、レヴァークーゼンはシーズンが始まって以来、私が見た中で最高のサッカーをしている」

ヨーロッパリーグ準々決勝にはリヴァプールも残っており、決勝まで勝ち上がればレヴァークーゼンVSリヴァプールのカードもあり得る。これは多くのサッカーファンが見てみたいカードの1つのはずで、今のレヴァークーゼンならばリヴァプールとも互角以上に戦えるのではないか。