足りない部分も指摘

リヴァプールのレジェンドであるジェイミー・キャラガー氏は、前節アストン・ヴィラに敗戦し首位をマンチェスター・シティに明け渡し、CLもラウンド8で敗退してしまったアーセナルついて英『The Telegraph』のコラムにて言及した。

キャラガーは今シーズンもタイトルを逃してしまう可能性もあるアーセナルについて、あと一歩でメジャータイトルに届かなかったマウリシオ・ポチェッティーノが率いていた時代のトッテナムのようになる危険性があると語った。

「ミケル・アルテタ率いるアーセナルはマウリシオ・ポチェッティーノ率いるスパーズになる危険性がある。もう少しで偉大になれると称賛されるという面でね。スパーズ時代のポチェッティーノと同じように、アーセナルを挑戦者に仕立て上げたアルテタが、失敗した場合の批判よりも尊敬と称賛に値すると言うのは、称賛とは言えないほどひどいものだ」

ポチェッティーノは2014年から2019年までトッテナムを指揮したが、2015-16、2017-18シーズンは3位、2016-17シーズンは2位とプレミアリーグタイトル争いを戦った。さらに2018-19シーズンにはCLファイナル進出まで行ったが、リヴァプールに敗れ、あと一歩のところでタイトルに手が届かなかった。

アーセナルが今シーズンもあと一歩のところでタイトルを逃すことをキャラガーは懸念している。また次のステップに進むために「アーセナルは今、ライスのような選手を攻撃陣に必要としている」と、足りない部分も指摘しており、トップクラスのストライカーが加入すればチームは次のレベルに進めると考えているようだ。