ホームで敗戦

アストン・ヴィラはヨーロッパカンファレンスリーグ(ECL)準決勝1stレグでホームにギリシャのオリンピアコスを迎えた。

ホームでの1stレグで先勝しておきたかったアストン・ヴィラだが、FWアユーブ・エル・カービにハットトリックを許すなど2-4で敗戦してしまった。終了間際にMFドウグラス・ルイスがPKを外すなど、アストン・ヴィラはオリンピアコスの倍以上の17本ものシュートを記録したが、勝つことはできなかった。

10日に行われる2ndレグはアウェイでの戦いとなり、決勝に駒を進めるには3点差が必要となる厳しい状況に置かれてしまったアストン・ヴィラ。それでもキャプテンのMFジョン・マッギンは逆転勝利できると信じており、2ndレグへの意気込みを試合後に語った。

「私たちには登らなければならない山があるが、自分たちにはそれができる。彼らは良いチームだよ。我々は勝利が欲しかった。私たちは巻き返す力があることを示した。今夜は全体的にミスが多かった。責任は取るが、アテネに行って逆転できるかどうかは我々次第だ。なぜなら私たちには能力があるからね」

「彼らは戦術的に非常に良いプレイをした。今夜の試合は、うまくいかない可能性があったことがすべてうまくいった。監督は(ドレッシングルームで)まだ前向きだった。まだ先は長い」(英『Daily Mail』より)

マンチェスター・シティとアーセナルはCLのラウンド8で、リヴァプールとウェストハムもELラウンド8で敗退してしまったため、ヨーロッパのコンペティションに残っているプレミアのクラブはアストン・ヴィラのみとなっている。ECLファイナル進出は厳しい道のりとなるが、アウェイの地で逆転での進出を飾ることができるのか、注目だ。