宇賀神や岩波らが絶賛

浦和レッズでのデビューが待ち遠しいFW安部裕葵だが、お披露目のときは近いか。

現在25歳の安部は、2017年に鹿島アントラーズでプロとしてのキャリアをスタートさせ、2019年夏に海外挑戦を決断。スペインの名門バルセロナのセカンドチームへ移籍した。加入初年度は公式戦20試合に出場して4ゴールを記録するなど主力として活躍したが、2年目以降はたび重なる大怪我に悩まされ、思うような出場機会を得られず。昨夏に契約満了を迎えたことで、日本への復帰が決まった。

そして、新天地に選んだのが浦和だ。大きな期待を背負って加入するも、コンディション調整に失敗したり、今季開幕前のキャンプ中に負傷したりと、未だ浦和デビューに至ってはいない。しかし、現在はすでにチームへ合流している。約3年間公式戦から遠ざかっていることもあり、クラブとしてはデビュー戦への道のりを慎重に進めているのかもしれない。

ただそんな中、13日に行われた記者会見でペア・マティアス・ヘグモ監督が安部について言及。「魔法のようなプレイをトレーニングのセッションで毎回見せてくれています」と述べており、実戦へ向けて着実に前進しているようだ。

そして、ヘグモ監督の会見内容を伝えた浦和公式『X』のポストに反応したのがチームメイトの宇賀神友弥だ。リポストする形で「毎日、安部裕葵の魔法にかけられてます。あの独特のリズムをどうやって止めればいいのか頭悩ませてる。彼を止めることができたときまた一つ成長してるはず」と綴った。

さらに、この宇賀神のコメントに対して、昨季まで浦和でプレイしていたDF岩波拓也が「ひろきは天才です」と、今季は浦和から京都サンガF.C.へ期限付き移籍しているDF宮本優太が「僕も常にコテンパンにされてました」と返信していた。

日本で再び安部のプレイを見れるのが楽しみで仕方がない。是非とも「魔法のようなプレイ」に酔いしれたいものだ。