23歳の若さも魅力

レンジャーズとの激しいバトルを制し、今季もスコットランドリーグ制覇を成し遂げたセルティック。チーム全員で掴んだ優勝ではあるが、中でも印象的だったのが23歳の大型MFマット・オライリーだろう。

187cmのサイズを誇るデンマーク人MFのオライリーは昨季もリーグ戦で3ゴール12アシストの成績を残していて、評価は高かった。しかし今季はそれを上回る18ゴール13アシストを記録。30ゴールに関与した貢献度は見事と言うしかない。

その他のスタッツも印象的で、守備面ではリーグ9位となる61回のタックル成功数、攻撃面ではリーグ8位となる34回のドリブル成功数、リーグ3位となる77回のチャンスメイクを記録。23歳という若さを考えても、今のセルティックで最も他クラブから人気を集める選手と言っていいだろう。

昨年11月にはデンマーク代表デビューも果たしていて、長くデンマーク代表の中盤で戦っていける選手ではないだろうか。今夏のEURO2024でも見てみたい選手の1人だ。

データサイト『WhoScored』も「オライリーは自身がセルティックの宝石であることを証明した」と今季のパフォーマンスを絶賛していて、中盤から30ゴールに関与したことで評価はさらに上昇している。